2012年05月30日

僕の故郷

北陸地方に列を成す、福井県というとこが僕の出身地です。

古くは越前と呼ばれ、農耕と漁などで生計を立てるような時代を経て、今でも特別珍しい特産物も無く、あまり世間様からは親しみの無い、愛すべき田舎ーー

それが、福井県です。

僕自身も、小さい頃は田んぼの中が遊び場で、おたまじゃくしやザリガニ、トンボなどを捕まえる毎日でした。

山の中に入っては、木の実やアケビなど、「これは食べれる、これは食べれない。」などと、豊富な山の恵みに心躍らせていた記憶があります。

そんな、言葉通りの田舎で育った僕が、今、故郷の福井県の名前をニュースでよく耳にします。

原発の再稼働ーー

福井県は1970年代以降、原発を受け入れて来ました。

今では、一県の中では再多数の原発を抱える「原発銀座」とまで呼ばれるようになっています。

当時より相当の反対があったと聞いており、それは今でも変わらないように思います。

特に、福島の災害以降、ものすごくナイーブな問題の一つになったというのは既知の通りだと思います。

僕はこの問題にあまり、専門的な知識も持ち合わせておりませんし、政治的な意見を言うつもりもこれっぽっちもありませんが、最近の報道を見る限り、なんとなく寂しく感じることがあります。

原発を再稼働させるさせないを近隣の県の方々が討論されていて、それでも結論は出ない、出るわけでもないから最終的には国の最終判断を仰ぎ、どちらの結論が出たとしても、それに対してあーでもやい、こーでもないと‥‥

福井県の原発を有している県ですから、再稼働には黙認的に賛成です。

止まったままでは、お金が回らないですから。

他府県の方からすると、原発が稼動することによる利益はあるはずですが、大手を振って意見を出しことは難しい‥‥

これも、理解は出来ます。

福島の惨状を見る限り、慎重にならざるを得ないのはしょうがないと思います。

だけど、結局のところ、持ちつ持たれつの関係なのですから、物事を前に進めていって欲しいと思います。

極論ですが、原発廃止するしないの議論はもっと行われるべきだと思います。

廃止するなら廃止、稼動するなら稼動するで、徹底的に安全対策を行なって稼動する。

結局のところ、この二択しかないのでしょうね。

最近、僕のふるさとの名前をニュースでしか聞きません。

福井県の美味しいもの、美しい景色など、福井には見るべきところ、知るべきところが他にもっとあると思っています。

僕自身、福井を離れて十年以上経ちました。

こんなことばかりじゃなく、ふるさとの温かい情報をテレビで見たいものです。



Posted by オキフク at 23:43│Comments(2)
この記事へのコメント
なるほど、なるほど、

福井の日本酒か焼酎を僕に差し入れしてくれるってことだね(^O^)

楽しみだ♪

ん?そんな話してない?ww
Posted by 比嘉勇樹 at 2012年06月01日 18:56
うおっ!勇樹コメントしてくれてたんだ?
気づかンかってゴメン(^_^;)

そやね〜♪今度福井の名産品取り寄せんとね(#^^#)
Posted by 加藤真敏 at 2012年06月10日 16:51
 
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